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2010.08.18 20:49|想い
ピアノを処分することになりました。もともと処分に関しては親が強く望んでいたことです。「弾きもしないのに、あんなに大きいものが居間に置いてあったら邪魔だ」と。私が結婚する予定でもあれば、いつか孫のためにということもあろうかと思うけれど、そんなこともなく。最近親戚や親しい知人が亡くなることが多くなってきて、残された家の中を整理する苦労を聞かされて、自分の身体が元気なうちに少しずつ物を減らしていこうと考えたみたいです。大学生になったころからめっきりピアノを弾かなくなった私。鍵盤をたたく代わりに、パソコンのキーボードをたたくようになっていって、ここ数年は触りもしませんでした。

昭和61年に購入したという記録が残っています。私は5歳。ピアノが欲しいとねだったのか、それとも両親がピアノを習わせるつもりで買ったのか。でも、家庭用アップライトピアノとしては高級な、カワイのUS55というモデルを買ってくれました。当時でも70万位したそうです。クレーンで搬入されるピアノが、ぼんやりとした記憶に残っています。そう、高級な分、サイズがかなり大きいため、毎度毎度引っ越す度に苦労してきたのでした。エレベーターに載らないとか、階段を縦にして運ぶとか…。でも本当にいいピアノだった。中学校の音楽室に置いてあるピアノなんかよりずっと豊かな音色がして。

幼稚園に入ってからピアノを習うようになって、結局高校生まで続けました。弾くのは楽しかったな。中学校の合唱コンクールでは3年間ずっと伴奏していたし、チャゲアスのピアノ弾き語り譜面なんか手に入れて喜んでた。小学校の時に通っていた先生はたくさんの生徒を抱えていて、毎年発表会を1000人は入る大きなホールで開催していました。発表会のために一生懸命練習して、(もちろん譜面は暗記!)どきどきしながら舞台に出て。ピアノが嫌だったことは一度もなかった。

でも、いつの頃からか、ピアノよりも時間を割きたいことが沢山出てきて…。大学生になって、家に帰るのもどんどん遅くなっていき、土日は出歩き、マンション住まいでは周りの家の迷惑を考えると、ピアノに触る時間が取れなくなって。ううん、時間がないというのは言い訳で、ピアノに対する興味を失っていったのかもしれません。

今回ピアノを処分するに当たって、色々切ない気持ちにはなります。ただ、親の考えに対して、私は「きちんと弾くし練習もするから、置いておいて」とは言いきることができない…逃げてるのかもしれないけど。それでも、ピアノがあっていい子供時代を過ごすことができた、と胸を張ることはできる。そして密かに考えてもいたりします。いつか、自分でピアノ(デジピであれアコピであれ)を手に入れよう、と。そのときはもう一回習いに行きたいな。
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六花(りっか)

Author:六花(りっか)
札幌在住の会社員です。音楽、スポーツ、文房具などなど興味のジャンルは幅広いほう。

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